
すっかりご無沙汰しております。
トレーニングは継続しているものの、ブログの投稿ができなかったわけは、父が2月に他界したからです。
昨年10月に入院し、手術を2回。その時も危ないと言われていたのですが、回復して11月に退院。でも、退院できたものの、体調は戻らなかったようです。そして、今年の2月初めに緊急入院。今回も危ないと言われて、覚悟していたのですが、回復がみられ、来週には退院できそうだと聞いていた矢先の2月下旬、急に旅立ってしまいました。
高齢ですし、病気もありましたが、直接の死因は食べられなくなったことによる脱水症のようです。
遺体を見て思ったのは、体ってこんなにも薄くなれるものなんだなあ、ということ。あまりにも衝撃的なやせ具合でした。
そして、中高年と一括りにしているけど、高年になったら、食べ過ぎてしまうことより、食べられなくなってしまうことの方が切実なんだなあということ。メタボを気にする中年の意識で、高年を過ごすべきではないということ。
今回、コロナ太りを解消するために1月からトレーニングを始めましたが、食べる量は減らしていません。中年という年代においては、食べないダイエットで筋肉量を減らし、消化機能を落とすのでダメだなあと思っていたからです。サルコペニア、フレイルまっしぐらだなあと。その気持ちは父を見て確固たるものとなりました。
もちろん、若い人でも食べないダイエットはダメですけどね。
3月は葬儀の後、1週間実家に残り、母親の面倒をみていました。
運動を開始して1ヶ月。全く落ちなかった体重が、3食きちんと食べて、運動なしでもあっという間に2キロ落ちました。心的疲労というのはすごいなあと実感した1週間でもありました。
母親は今までやせていたことがない人で、コレステロールも中性脂肪も高く、薬を飲んでも下がらなかったそうです。それなのに、父親の入院で10キロ体重が落ちて、コレステロールも中性脂肪も初めて正常になったと言っていました。食べないで減った体重なので、不健康極まりなく、自分でもダメなやせ方だとは言っていましたが。
1人の食卓については自分もいずれそうなるので思うところがありますし、母親の面倒を見ていた1週間のことはまた別の投稿で書きたいなと思います。